なかなか会えない距離を縮める、祖母への快気祝いの贈り物

84歳になる祖母は、これまで病気知らずで元気に暮らしていました。

夫に先立たれてからも、ハツラツと元気に一人暮らしをしていました。

 

ある日突然「寒気がする」といってそのまま検査入院し、非常に弱ってしまった時がありました。

原因は「薬の飲み合わせ」。

どんなお見舞いを持っていっていいのかもよくわからず、

彼女が好きな甘いものも、もしかしたら今の症状に影響するかもしれない。

そんなことを考え、退院のめどが立った時に、快気祝いを贈ることを思いつきました。

 

祖母の家には物があふれているし、食べ物にも気を使っているかもしれないから、何を贈るべきか悩みました。

誰に相談しても、「孫からの贈り物なんだからなんでも嬉しいよ」と、あまり真剣に取り合ってもらえず、

ネットで検索してみても、アイディアが浮かびません。

 

そこで、祖母のことを考えながら、悩むことにしました。

まずは、祖母が困っていることと、祖母が嬉しいと思うことを考えました。

一人暮らしなので、お祝いの定番であるお菓子の詰め合わせや、お取り寄せグルメの類は、

一緒に食べる相手のいない祖母にとってはあまり嬉しくないだろうと思いやめました。

 

病院のベッドから立ち上がる嬉しさを考えて、オーダーメイドの靴をプレゼントしようと思いました。

しかし、お店に行って測ってもらう必要があり、すぐにプレゼントできないため、断念しました。

値段も、15,000円?と、ひとりで贈るには少し高額になるので諦めました。

 

次に考えたのは、一人暮らしの困りごと。

祖母は、ひとりで時間を持て余していることがよくありました。

また、複雑なことや、多くの動作が必要になるようなものよりも、手軽なものを選ぶ必要もあります。

退屈を簡単にしのげるものはなんだろうか。

そこで、デジタルフォトフレームを思いつきました。

 

私が契約している携帯電話のキャンペーンで本体料金は980円、月々286円支払うと、

メールで受信した写真を自動的に表示してくれます。

2年間の契約で、980円+286円×24ヶ月=約8000円で祖母が2年間、

少なくとも、私が携帯で撮影した写真を楽しむことができると思い、フォトフレームを贈りました。

 

2年間の契約後は、USBかSDカードなどで写真を取り込めるようにして今後も使ってもらえるだろうと考えました。

私の予想は当たり、とても喜んでもらえました。

私の息子の成長記録としてひたすら撮っている写真も、

祖母のフォトフレームに送るだけなので、アルバムにする手間が省けたのは一石二鳥でした。

 

快気祝いは、今までの祖母の困りごとを解決するようなものになればいいなと考えていました。

病気になる前よりも、素敵な暮らしになる贈り物がもっとも喜ばれるものだったのかなと思います。

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