孫と一緒の旅行でとても上機嫌でした

家内の父親が脳梗塞で入院した、

と突然義母から電話がきたときは夫婦二人でうろたえてしまいました。

老夫婦の二人暮らしで近所に親戚もなく、あわてて妻が駆けつけました。

 

あとで聞いたところ、家に二人でいたところ急に義父の呂律がおかしくなり、

立ち上がれなくなったとのこと。

 

「いい、いい」と固辞する父を叱り飛ばして義母が救急車を呼んだそうです。

幸い、病院に行くのが早かったため重篤な状態にはなりませんでしたが、

半身がしびれて歩行が困難になるとともに、呂律がおかしくて片方のまぶたも閉じたままになりました。

 

それでも投薬とリハビリを継続したせいでずい分と回復も早かったようです。

何ヶ月という単位でしたが、呂律もかなり良くなり

歩行も杖か人の手にすがって歩けるまでに回復しました。

 

ときどき病院の公衆電話から孫たちに電話をすることを楽しみにしながら、

ずいぶんとリハビリを頑張った結果、まぶたの方は相変わらず半開きのままですが、

全身状態はかなり良好なのでもう少し病院で様子をみてから

早い時期に自宅療養に切り替えられるでしょう、と主治医に言っていただくまでに回復しました。

 

より一層リハビリに励んでもらうのと、お義母さんの慰労のため

妻と相談して退院のときには快気祝いとして

私たち夫婦と子どもたちと一緒の温泉旅行をプレゼントすることにしました。

 

病院に子どもたちも一緒にお見舞いに行ったときにその話をすると、二人ともとても喜んでくれました。

病後で本人が疲れてしまうといけないので、近場の温泉にして、

行きかえりは私のワゴン車を使うことにしました。

 

このクルマなら中が広いので疲れたら横になって行くこともできます。

子どもたちはとても優しい子たちなので、電話のほかにもやさしい手紙を何回も出して、

旅行をとても楽しみにしていることを伝えたので、リハビリにもとても張り合いが出たようです。

 

費用は六人二泊で二十万円ほどでしたが、半分はどうせもう使えないからと

義母が旅行積み立てから出してくれました。

 

当日はとても良い天気で、義父の負担を考え時間的にもゆったりとした計画にしましたので、

孫とお話しながら義父も始終上機嫌でした。

 

ホテルの方にも事前に義父の状態を伝えておいたところ、

いろいろと気を遣って便宜を図っていただきました。

この時には、義父の言葉もかなり明瞭に聞こえるようになっていたため

「みんなと一緒に泊まりに来られて良かった良かった」と孫の頭をなでながらしきりに喋っていました。

本当に良い旅行でした。

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