店長の快気祝いは一種の人事考課

夫が突然の病で緊急入院をした時のお話になります。

夫は小売り業でお店の店長をしています。

夫が入院した事でお店に商品を卸す問屋さんやお店の従業員、本社のスタッフみなさん。

本当に多くの方からお見舞いを頂きました。

 

幸い夫は一週間程で退院して、その後一週間の自宅療養を経て職場に復帰しました。

職場に復帰する前にお見舞いを頂いた方々にそれぞれ快気祝いを用意したのですが、

問屋さんや従業員、本社スタッフ全部で30人程になりました。

 

話は前後しますがお見舞いに頂いた物はほとんどが現金だったり商品券だったのですが、

中には「お子さんに」とお菓子の詰め合わせを頂いたり、玩具を頂いたりしました。

 

中には困った物もあります。

病院で持ち込みが禁止されていたフルーツの詰め合わせや花束です。

 

さて、快気祝いですが、私は全員一律で日常的に使えるタオル等を用意するつもりでいましたが、

夫はフルーツの詰め合わせや花束をくれた人には何も用意する必要はないないと言い張りました。

そこで夫は日頃のお店への貢献度を快気祝いで表す事を思い付きました。

 

フルーツの詰め合わせや花束の人たちは普段からあまりお店に貢献していないと言うことで300円のハンカチ。

急な父親の入院で不安になっていた幼かった息子たちを気遣ってくれた人には1000円のタオルの詰め合わせ。

この人たちは普段から細かいことに気がつき、満足度の高い接客ができ売り上げに繋がっているのだそうです。

 

特殊な治療を受け高額な入院費用が必要になったため

現金で頂いたお見舞いが私の立場としては一番嬉しかったので、

現金でお見舞いを頂いた方々には3000円相当のお茶だったり、

お菓子だったりとその人その人に合わせた物を用意しました。

 

残念ながらこの快気祝いをどのタイミングでどう渡したのかは分かりませんが、

恐らく快気祝いで普段の貢献度を表されていたことにみなさん驚かれた事でしょう。

 

文句は出なかったようですが、ハンカチだった方がその後奮起して、

ボーナス前の本当の人事考課の際はそれまでにないいい評価が与えられたそうです。

こうしてみると、あの一種の人事考課的な快気祝いがその人のやる気に繋り、

またお店全体の売り上げにも繋った事になります。

 

この快気祝い作戦は現在は形を変えホワイトデーに貢献度に合わせた物を用意するようになりました。

はじめての人は驚くようですが、以前からいる人はそれを見て

「もっと頑張ろう」とか「まだまだ頑張りが足りない」とか自分の評価の再確認しているそうです。

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